主伐(読み)シュバツ

デジタル大辞泉 「主伐」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ばつ【主伐】

伐採期に達した樹木を切ること。

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精選版 日本国語大辞典 「主伐」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ばつ【主伐】

  1. 〘 名詞 〙 伐採の時期に達した樹木を切ること。
    1. [初出の実例]「適正伐期齢級以上の齢級に達していない場合においては、その立木が生育している土地の区域については、その達する時まで(その以前にその主伐が完了したときはその時まで)は、その効力を失わない」(出典:地方自治法(1947)改正附則)

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林業関連用語 「主伐」の解説

主伐

一定林齢に生育した立木を、用材等で販売するために伐採することをいう。
主伐には、一度に全面積を伐採する「皆伐」と、何度かに分けて抜き切りする「択伐」とがある。

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農林水産関係用語集 「主伐」の解説

主伐

次の世代森林造成を伴う森林の一部または全部の伐採。

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世界大百科事典(旧版)内の主伐の言及

【皆伐】より

…前者の場合には最終的に林全体を切る年が予定されており,これを伐期とよんでいる。伐期に達した林を切ることを間伐に対して主伐とよんでおり,皆伐作業では主伐,間伐がはっきり区別できる。実際には,ごく細い木,幹が空洞になった木,また熱帯林で市場価値のない樹種などが残されることがある。…

※「主伐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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