主砲(読み)シュホウ

デジタル大辞泉 「主砲」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ほう〔‐ハウ〕【主砲】

軍艦に装備した砲の中で、最も口径の大きい砲。
野球などで、攻撃中心となる強打者。「敗因主砲の不振」「主砲アタッカー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「主砲」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ほう‥ハウ【主砲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その艦艇の保有する最大口径の火砲副砲に対していう。
    1. [初出の実例]「怖ろしい速力を持った巨大な軍艦が、その主砲を打っ放して」(出典:海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉二五)
  3. 野球やバレーボールなどの団体球技で、攻撃の中心となる強打者のたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android