久留米おきあげ(読み)くるめおきあげ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「久留米おきあげ」の解説

久留米おきあげ[人形・玩具]
くるめおきあげ

九州・沖縄地方、福岡県地域ブランド
久留米市で製作されている。おきあげとは、羽子板についている布製の半立体的な日本人形。江戸時代の文化・文政年間(1804年〜1830年)に、上方から有馬藩の城下町であった久留米に伝わった。浮世絵歌舞伎などの芝居絵からとった題材のものが多い。福岡県特産民芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「久留米おきあげ」の解説

久留米おきあげ

福岡県久留米市を中心に生産される布製の押絵細工。江戸時代、武家女性が手づくりしていた雛人形起源とされる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android