岡山県中央部、久米郡にあった旧町名(久米町(ちょう))。現在は津山市の西部を占める地域。津山盆地の西部に位置する。旧久米町は、1955年(昭和30)大井町と久米、倭文(しとり)の2村が合併して成立。2005年(平成17)津山市に編入。久米川に沿ってJR姫新(きしん)線、国道181号、中国自動車道が東西に走る。水田には条里遺構が残り、中世は大井郷、倭文郷、久米郷の地。近年、久米廃寺(県史跡)、久米郡衙(ぐんが)跡、領家(りょうけ)遺跡、宮尾遺跡など弥生(やよい)時代から鎌倉時代の遺跡が発掘された。農村であるが、内陸工業も導入され、1995年には県営久米産業団地が完成した。貴布禰神社(きふねじんじゃ)(旧名、大宮)は倭文神行の祭礼で知られ、また境内には民間信仰の狼様(おおかみさま)を祀(まつ)る奥御前神社(おくみさきじんじゃ)がある。三成(みつなり)古墳は国史跡。南方中(みなみかたなか)のトラフダケ自生地は国指定天然記念物。
[由比浜省吾]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新