精選版 日本国語大辞典 「乗合馬車」の意味・読み・例文・類語
のりあい‐ばしゃ のりあひ‥【乗合馬車】
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
数人の人を乗せて馬が牽引する車。幕末期に外国人の手による乗合馬車が,横浜と江戸の外国公使館の間や横浜―箱根間にみられた。日本人による乗合馬車営業は,1869年(明治2)2月横浜の川名幸左衛門らが出願し,同年5月に開業した成駒屋が最初。横浜―東京間で営業し,2頭立て6人乗り,料金は1人金3分であった。鉄道の発達とともに姿を消した。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…大量の人員を輸送することを目的とした乗合自動車。語源は乗合馬車を意味するオムニバスomnibusに由来する。道路交通法では,乗合自動車は,乗車定員11人以上の旅客運送用の普通自動車と規定しており,一般乗合バスと特定旅客バスに分けている。…
…一定区間を定期的に走る公共用の乗合馬車。駅馬車の出現のためには,道路の改善と道路網の発達,馬車の車体の改良,旅行客の増加といった条件が必要であったが,すでに17世紀にはロンドンやパリで駅馬車が運行されていた。…
…また99年にはF.deバソンピエールがフランスにイタリアから窓ガラス付きの馬車をもたらし,アンリ4世時代から馬車製造が保護され,ルイ13世,14世時代に四輪馬車が地方にまで普及していった。パスカルもアケhaquetといわれる二輪馬車を考案しているが,とくに6人乗りの乗合馬車を考案したことで知られる。ルイ14世のときには,N.ソバージュの考案による時間ぎめの辻馬車がパリに現れ,フィアクルと呼ばれた。…
…その最中,ポール・ロアイヤルの寄宿生であった彼の姪に奇跡が生じ,このできごとに神意を読みとった彼は奇跡の意味に関する考察を行うが,それはやがて自由思想家に対してキリスト教の真理を明らかにする《キリスト教護教論》の構想に転化した。晩年のパスカルは病気に悩まされながら,サイクロイドの求積問題を解決して微積分学の先駆的業績をあげたり,慈善事業の資金作りのためにパリに最初の乗合馬車の会社を設立するなどの活動も行ったが,主力は《護教論》の執筆に注いだ。しかし著述は完成せず,その準備ノートだけが残され,《パンセ》として死後出版された。…
※「乗合馬車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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