精選版 日本国語大辞典 「乙女峠」の意味・読み・例文・類語
おとめ‐とうげ をとめたうげ【乙女峠】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
神奈川県南西部、足柄下(あしがらしも)郡箱根町(はこねまち)と静岡県御殿場市(ごてんばし)との境にある峠。標高1005メートル。峠の名は、かつて仙石原(せんごくはら)の孝養深い乙女が、冬の間、父の病気回復祈願のために峠の地蔵に百日参りをし、満願の日の帰途、雪中で凍死した悲話によると伝えられる。箱根火山の嶺線(れいせん)を越える峠で、丸岳(1156メートル)と金時山(きんときざん)(1212メートル)の間の鞍部(あんぶ)にあたる。古東海道の箱根越えの最古道(碓氷(うすい)道)の峠といわれ、富士、箱根の展望や、箱根火山の地学的観察の最適所。明治以後は車道(現、国道138号)が丸岳の南の長尾峠を迂回(うかい)することとなったが、1964年(昭和39)峠下にトンネル(標高810メートル)が開かれて、乙女道路が通じている。ここから稜線(りょうせん)づたいに北方の金時山―足柄峠へのハイキングコースが開ける。御殿場駅、小田原駅からバスが通ずる。
[浅香幸雄]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新