乱文(読み)ランブン

デジタル大辞泉 「乱文」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぶん【乱文】

乱れて整わない文章自分手紙の文などをへりくだっていうときにも用いる。「取り急ぎ乱文乱筆にて失礼致します」
[類語]悪文拙文駄文文章雑文難文迷文俗文

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精選版 日本国語大辞典 「乱文」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぶん【乱文】

  1. 〘 名詞 〙 乱れて、整わない文章。自分の手紙などの文章をへりくだっていう。「乱筆乱文」
    1. [初出の実例]「乱文になりましてお許し下さい」(出典:罪はわが前に(1975)〈秦恒平〉六)

らん‐もん【乱文・乱紋】

  1. 〘 名詞 〙 散り乱れた紋様。散らし紋。
    1. [初出の実例]「銀の乱紋(ランモン)打たる下濃の袴に」(出典太平記(14C後)二七)

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