精選版 日本国語大辞典 「乳母」の意味・読み・例文・類語
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実母にかわって子どもの養育にあたる女性。本来の役割は嬰児に授乳することだが,平安中期~鎌倉時代は養育に重点がおかれた。平安末期以降,乳母の夫も「めのと」(乳父)とよばれるようになり,被養育者の家政をとりしきる執事的存在として,また被養育者の後見人として重要な立場に位置づけられた。上皇・天皇の乳母・乳父や乳母子(めのとご)は,特別な待遇をうけ,破格の昇進をとげることが多かった。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…牛乳人工栄養【沢田 啓司】
【文化史】
日本にはかつて,出産直後の母乳である初乳を〈新乳(あらちち)〉といって捨て,かわりに他の乳児の母親から乳をもらう〈乳合せ〉という風習があったが,感染の機会にもなるので,〈乳合せ〉には通過儀礼としての社会的意義はあるとしても,医学的には有害無益である。J.J.ルソーは乳母(うば)にゆだねずに子を母乳で育ててこそ,親子と夫婦のきずなが固くなり,家庭生活が魅力あるものになると強調した。乳母はヨーロッパにも日本にも古くからいたが,乳の出が悪い場合には,もらい乳をしなければならない場合もあるので,乳母に託することを一概に悪いとはいえない。…
…宗族は秩序の体系を持っており,人々はその中で一定の地位を占め,そのことから身分関係や国家の法との関係を規制され,各人は親族名称,すなわち〈名〉に応じた行動規準を持たねばならない。全体は図4を参考に供するとして,たとえば〈はは〉についてみると,生みの母を〈親母〉,めかけの子は父の正妻を呼んで〈嫡母〉,前妻の子は後妻を呼んで〈継母〉,めかけの子がその生みの母を失い,他のめかけが養育するとそのめかけを〈慈母〉,養子は養い親の妻を〈養母〉,離婚された親母を〈出母〉,寡婦たる親母で他人に嫁いだものを〈嫁母〉,父のめかけで子あるものを他の子は〈庶母〉,父のめかけで己に乳を与えたものを〈乳母〉という。親母を除いてこれらを〈八母〉というが,それぞれに礼制上,服喪の期間などが細かく段階的に定められていることはもちろん,律の上でも一定の扱いがある。…
…擬制的親族のうち,哺乳にもとづくものに乳母がある。古代オリエント,古代ギリシア,ローマ,中世ヨーロッパ,カフカス,西アジア,インド,中国,朝鮮,日本,マレー,ポリネシア,古代インカに分布していた。…
※「乳母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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