二千里の外故人の心(読み)ニセンリノホカコジンノココロ

デジタル大辞泉 「二千里の外故人の心」の意味・読み・例文・類語

二千里にせんりほか故人こじんこころ

白居易の詩による》遠方にいる旧友を思う心。

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精選版 日本国語大辞典 「二千里の外故人の心」の意味・読み・例文・類語

にせんり【二千里】 の 外(ほか)故人(こじん)の心(こころ)

  1. ( 白居易の「八月十五夜禁中独直対月憶元九詩」の「三五夜中新月色、二千里外故人心」による。「二千里」は「じせんり」とも ) 遠方にいる古くからの友人を思う心。遠くの友人をしのぶ思い。
    1. [初出の実例]「二千里外故人心とずし給へる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨)

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故事成語を知る辞典 「二千里の外故人の心」の解説

二千里の外故人の心

[参照] 二千里外故人の心

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