五劫(読み)ごこう

精選版 日本国語大辞典 「五劫」の意味・読み・例文・類語

ご‐こう‥コフ【五劫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 劫(こう)の五倍の意。計り知れないほどのきわめて長い時間をいう ) 仏語阿彌陀仏法蔵菩薩のとき、自らの誓いについて思惟した、その時間のこと。
    1. [初出の実例]「具足五劫、思惟摂取荘厳仏国清浄之行」(出典選択本願念仏集(1198頃))
    2. [その他の文献]〔無量寿経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む