五月の節供(読み)ごがつのせっく

精選版 日本国語大辞典 「五月の節供」の意味・読み・例文・類語

ごがつ【五月】 の 節供(せっく)

五月五日の端午節供。中国の古俗では、野外で、薬草を摘んだり、病気、災厄をはらう行事があった。日本でも早くから宮廷行事にとり入れられたが、別に農作業の始まりに先だつ田の神祭の行事があり、これが混交して江戸時代から男子の祝いとなった。武者人形、幟(のぼり)などを飾り、軒に菖蒲と蓬(よもぎ)をさし、粽(ちまき)を食べたりする。現在は、国民の祝日「こどもの日」にあたる。《季・夏》
浮世草子好色二代男(1684)一「頼みもせぬ五月の節句(セック)を請取、衣替の呉服物御望次第」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

姥桜

1 葉が出るより先に花が開く桜の通称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。葉がないことを「歯無し」に掛けた語という。2 女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性。[類語]オールドミス・老嬢...

姥桜の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android