京都府南部,綴喜(つづき)郡の町。人口8447(2010)。東部は丘陵と標高300~400mの山地からなり,山林が町域の大半を占める。西境を木津川が北流し,その沖積平野に集落が立地し,水田が広がっている。古代には橘氏との関係が深く,橘諸兄の別荘相楽別業が置かれた。中世には玉井・安堵・石垣各荘があり,近世には大和街道の宿場として玉水宿が設けられていた。米作を中心とした農業が主産業であったが,JR奈良線と国道24号線が南北に走り,交通の便がよいため,近年は住宅地化が著しい。南東部の奥地にある田村新田は18世紀に開発された新田集落であり,多賀の集落はかつての高麗人の里といわれている。
執筆者:松原 宏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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