京麩(読み)きょうふ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「京麩」の解説

京麩[加工食品]
きょうふ

近畿地方京都府地域ブランド
室町時代中国へ渡った禅僧より伝えられたといい、禅僧の貴重なタンパク源として寺院なかで食されてきた。その後、懐石料理や法要料理として食されるようになった。江戸時代、1698(元禄11)年の『食物和解大成』には薬用としての効能があると記載されている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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