精選版 日本国語大辞典 「人手」の意味・読み・例文・類語
ひと‐で【人手】
〘名〙
※輔親集(1038頃)「ひとてには染むとも見えぬ紅葉はの色は錦に立ぞまされる」
※歌舞伎・四天王楓江戸粧(1804)四立「年貢をはかるときや、人手(ヒトデ)をかりて小唄ぶし」
③ 働く人。働きて。
④ 他人の手。他人の所有。
※俳諧・毛吹草(1638)六「声よきは人手に渡る小鳥哉〈光有〉」
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