人跡未踏(読み)ジンセキミトウ

デジタル大辞泉 「人跡未踏」の意味・読み・例文・類語

じんせき‐みとう〔‐ミタフ〕【人跡未踏】

人がまだ足を踏み入れたことがないこと。「人跡未踏の地」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人跡未踏」の意味・読み・例文・類語

じんせき‐みとう‥ミタフ【人跡未踏・人跡未到タウ】

  1. 〘 名詞 〙 いまだかつて人が通ったことがないこと。人がまだ足を踏み入れてないこと。
    1. [初出の実例]「露西亜か、南米か…そんな所に在りさうな人跡未到の大森林さ」(出典:ぶらんこ(1925)〈岸田国士〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「人跡未踏」の解説

人跡未踏

いまだかつて人が通ったことがないこと。人がまだ足を踏み入れてないこと。

[使用例] 下草は人の丈より高く、まさに人跡未踏別天地である[曾野綾子*地を潤すもの|1976]

[使用例] パミールは四時雪を頂き、それぞれ氷河を持った山塊群の巨大な集積であって、大部分が人跡未踏の地である[井上靖遺跡の旅・シルクロード|1977]

[解説] 「人跡」は人の足跡往来。「未踏」はいまだ踏まずという意味で、まだ足を踏み入れていないこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android