仏事(読み)ブツジ

デジタル大辞泉 「仏事」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐じ【仏事】

仏教儀式行事法事法要法会
[類語]法事法要法会会式

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精選版 日本国語大辞典 「仏事」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐じ【仏事】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏の教化。
    1. [初出の実例]「時に舎利弗、〈略〉請を受て仏事を勤める事」(出典:今昔物語集(1120頃か)三)
    2. [その他の文献]〔観無量寿経〕
  3. 仏の徳を発揚すること。
    1. [初出の実例]「一切塵刹、作諸仏事、修普賢行、不亦楽乎」(出典:往生要集(984‐985)大文二)
  4. 仏教の一切の行事。法事。法要。法会。
    1. [初出の実例]「公私の仏事和漢法会種種写て」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔酉陽雑爼‐金剛経鳩異〕

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普及版 字通 「仏事」の読み・字形・画数・意味

【仏事】ぶつじ

仏に供養する行事。

字通「仏」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏事」の意味・わかりやすい解説

仏事
ぶつじ

(1) 仏陀の働き。 (2) 仏教の行事。特に死者年忌に行う追善供養や法会など,法事と同じ意味に用いられる。

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