代理権(読み)ダイリケン

デジタル大辞泉 「代理権」の意味・読み・例文・類語

だいり‐けん【代理権】

代理人行為が直接本人法律効果を生じさせうる法律上の地位または資格

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精選版 日本国語大辞典 「代理権」の意味・読み・例文・類語

だいり‐けん【代理権】

  1. 〘 名詞 〙 代理人がもつ、代理をすることのできる資格。
    1. [初出の実例]「第三者に対して他人に代理権を与へたる旨を表示したる者は」(出典:民法(明治二九年)(1896)一〇九条)

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世界大百科事典(旧版)内の代理権の言及

【管理行為】より

…代理人の代理権の範囲を定める法律上の概念で,財産の現状変更を目的とする処分行為に対立する語。民法の条文にはない,学問上の概念である。…

※「代理権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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