伊呂波(読み)イロハ

デジタル大辞泉 「伊呂波」の意味・読み・例文・類語

い‐ろ‐は【×伊呂波/以呂波】

いろは歌最初の3字をとった語》
仮名文字のこと。
1手習いの最初に習うものであるところから》物事、特にけいこ事の初歩入門。「生け花の―」
[補説]狂言の曲名別項。→伊呂波
[類語]基本大本おおもと基礎根本こんぽん根幹中心基軸基調基底根底もとい土台下地初歩初級初等入門ベーシックABC基盤基幹基部大根

いろは【伊呂波/以呂波】[狂言]

狂言。父が息子いろはを教えようとするが、ふざけて何でもまねるので怒ると、これをもまねて父を打ち倒してしまう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android