精選版 日本国語大辞典 「伝令RNA」の意味・読み・例文・類語
でんれい‐アールエヌエー【伝令RNA】
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[メッセンジャーRNA messenger RNA]
mRNAと略記。伝令RNAともいう。RNAはDNAの塩基配列を鋳型に,リボヌクレオシド三リン酸を基質として,RNAポリメラーゼの働きで合成される(遺伝情報の転写)。…
…たとえば,遺伝情報の翻訳に重要な役割を果たす転移RNA(tRNA)はDNAから転写されたままでは一般に機能できず,この前駆体tRNAがいくつかのリボヌクレアーゼに切断されてはじめて機能を持つようになる。また,高等生物の伝令RNA(mRNA)も,転写されたままのものではタンパク質構造を決定するのに不必要な塩基配列部分(イントロンと呼ばれる)が含まれている場合が多く,リボヌクレアーゼによりこの不要部分が切り取られ,さらに必要部分がつながれること(切ってつなぐこと両方を含めてスプライシングと呼ぶ)が必要である。これらの例は,リボヌクレアーゼが遺伝情報の発現の調節に関与していることを示している。…
※「伝令RNA」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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