低次(読み)テイジ

デジタル大辞泉 「低次」の意味・読み・例文・類語

てい‐じ【低次】

[名・形動]次元の低いこと。程度の低いこと。また、そのさま。「低次発言」⇔高次
[類語]低い下等下級低級低位低次元低劣取るに足りない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「低次」の意味・読み・例文・類語

てい‐じ【低次】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 低い次元。精神的な意味で、程度が低いこと。また、そのさま。低次元。
    1. [初出の実例]「僕は『イーリアス』や『オデュッセイヤー』を翻訳で読んだのだが、現代のどんな作品に較べても、低次のものだなどとは考へられなかった」(出典:芸術・歴史・人間(1946)〈本多秋五〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android