佐久間晃彦(読み)さくまあきひこ

世界大百科事典(旧版)内の佐久間晃彦の言及

【国際度量衡局】より

…その業務は,設立当初は長さと質量の国際原器を保管し,各国原器の検査を行うことおよびそれに関連する諸研究に限られていたが,1921年の条約改訂以後,電気,測光および電離性放射線の標準器やおもな物理量の目盛を維持し,かつ業務に関係する物理定数に関し測定と調整を行うよう拡張された。歴史的な業績としては,標準供給という本来の業務のほかに,ギヨームC.É.Guillaumeによるインバーの発見,マイケルソンA.A.MichelsonやファブリC.FabryとペローA.Perotによる光波干渉標準器の研究,佐久間晃彦による重力の絶対測定などがあり,測地学実験室内の地点Aは72年以降〈国際統一重力測定網〉の起点に選ばれている。国際度量衡局の業務の遂行はもっぱら国際度量衡委員会Comité International des Poids et Mesuresの指揮監督を受けて行われる。…

※「佐久間晃彦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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