精選版 日本国語大辞典 「体腔」の意味・読み・例文・類語
たい‐こう ‥カウ【体腔】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
動物の体内で、消化管などの諸器官と体壁の間にあるすきま(腔所)のこと。海綿動物、腔腸(こうちょう)動物にはみられない。それ以外の動物の体腔は原体腔と真体腔に分けられる。胚(はい)の原腸陥入ののち、ポケット状に落ち込んだ原腸(内胚葉)と外胚葉の間のすきま、つまり胞胚腔がそのまま体腔となっている場合、これを原体腔(一次体腔)とよぶ。原体腔をもつ動物を原体腔動物といい、扁形(へんけい)動物、紐形(ひもがた)動物、線形動物、輪形動物などがこれに属する。内・外両胚葉が中胚葉により裏打ちされる場合(たとえば、脊椎(せきつい)動物胚の内臓葉と体壁葉)、この中胚葉に囲まれたすきまを真体腔(二次体腔)とよぶ。真体腔をもつ動物が真体腔動物であり、環形動物、節足動物、軟体動物、毛顎(もうがく)動物、棘皮(きょくひ)動物、原索動物および脊椎動物はこれに属する。原体腔動物の線形動物、輪形動物では外胚葉(体壁)は中胚葉で裏打ちされているが、内胚葉(内臓)はそうではないため、擬体腔類(偽体腔類)とする場合がある。
[竹内重夫]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新