作者部屋(読み)サクシャベヤ

デジタル大辞泉 「作者部屋」の意味・読み・例文・類語

さくしゃ‐べや【作者部屋】

歌舞伎劇場で、狂言作者の控え室。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「作者部屋」の意味・読み・例文・類語

さくしゃ‐べや【作者部屋】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎劇場で、座付きの狂言作者がひかえている部屋。ふつう頭取部屋の続きにある。
    1. [初出の実例]「作者部屋には狂言方四五人已に詰め掛け居て」(出典:楽屋十二時(1901)〈永井荷風〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android