佳良(読み)カリョウ

デジタル大辞泉 「佳良」の意味・読み・例文・類語

か‐りょう〔‐リヤウ〕【佳良】

[名・形動]すぐれていること。かなりよいこと。また、そのさま。
病人経過は、一時やや―であったが」〈漱石それから
[類語]良い良質上質上等優良純良良好見事立派上上上乗結構

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「佳良」の意味・読み・例文・類語

か‐りょう‥リャウ【佳良】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) よいこと。相当にすぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「最も佳良(カリャウ)なる肉を撰み」(出典:亜非利加内地三十五日間空中旅行(1883‐84)〈井上勤訳〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android