精選版 日本国語大辞典 「供給」の意味・読み・例文・類語
きょう‐きゅう ‥キフ【供給】
ぐ‐きゅう ‥キフ【供給】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
経済主体が市場で交換、販売を目的とし、自己の所有物を提供する行為。一般的な交換経済を考えると、代価として相手側の提供するものが高い効用をもつときには、供給しようとする意思は強くなり、供給量は多くなる。現代のような貨幣経済では、相手側の表示するものは価格なので、価格と供給量の関係が得られる。価格が上昇すると供給も増加するのが一般的であり、この関係を関数表示したものが供給関数であり、グラフで示したのが供給曲線である。
[鈴木博夫]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…和訓は〈たてまつりもの〉(《類聚名義抄》)。今日〈供給〉はひろく〈需要〉に対する語として用いられる。需要があれば物資を提供するのが供給(きようきゆう)で,その場合,食糧・石油・電力など提供される物資の種類はとくに限定されず,また提供を受ける者は一般の需要者・消費者すなわち不特定多数である。…
…そうした貴人等は,中央から派遣される使者,赴任してきた国司などさまざまであるが,こうした者が目的地に到着すると,人々は自分たちの共同体の境界地点まで出向いてこれを迎え(境迎(さかむかえ)という),その日からはじめて3夜連続の酒食のもてなしをし,多量の引出物を贈るのである。その酒食のもてなしを古くは〈供給(くごう)〉といい,後に落着三日厨(おちつきみつかくりや)と称したが,これは貴人,賓客,まれびとに対する共同体としての奉仕であった。平安時代の末に成った《類聚名義抄》が,〈供給〉の和訓を〈タテマツリモノ〉とし,〈饗〉を〈ミツギモノ,タテマツル〉と読んでいるのは,こうした社会慣行の存在を背景とするのである。…
※「供給」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
1 日が照っているのに、急に雨がぱらつくこと。日照り雨。2 夜、山野で狐火が連なって、嫁入り行列の提灯ちょうちんのように見えるもの。[類語](1)狐日和びより・天気雨・雨天・荒天・悪天・雨空・梅雨空・...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新