俗衆(読み)ゾクシュウ

デジタル大辞泉 「俗衆」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しゅう【俗衆】

世間一般の人々。大衆
僧侶に対して、在俗の人々。ぞくしゅ。
[類語]大衆民衆公衆たみ庶民平民常民人民市民勤労者生活者一般人市井しせいの人世人せじん群衆マス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「俗衆」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐しゅう【俗衆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぞくしゅ」とも ) 俗人たち。大衆。古くは僧侶に対して在俗の人々をいう。
    1. [初出の実例]「第一の俗衆の毀(そしり)よりも」(出典:日蓮遺文‐唱法華題目鈔(1260))
    2. 「僧衆も俗衆(ゾクシウ)も共に袖をぞ絞りける」(出典:源平盛衰記(14C前)三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android