信如(読み)しんにょ

朝日日本歴史人物事典 「信如」の解説

信如

没年:没年不詳(没年不詳)
生年:建暦1(1211)
鎌倉時代の尼。中宮寺中興開山。興福寺学僧,璋円の娘。孤児となったのち,寛元年中(1243~47)に唐招提寺覚盛から比丘尼戒を受け,律宗の尼として出家。弘長2(1262)年に中宮寺に入寺して,同寺の復興尽力。文永11(1274)年には法隆寺天寿国曼荼羅繍帳を発見した。<参考文献>細川涼一『中世の律宗寺院と民衆

(細川涼一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む