修史館(読み)しゅうしかん

精選版 日本国語大辞典 「修史館」の意味・読み・例文・類語

しゅうし‐かんシウシクヮン【修史館】

  1. 明治初期に官設された歴史編纂所。明治一〇年(一八七七修史局を改名して発足。太政官修史館。→修史局

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の修史館の言及

【修史局】より

…こうして明治国家の正統性と権威を確立する立場から,当時の歴史編纂事業が発足した。その役割を果たすうえで,1872年国史編輯局は太政官制のもとで歴史課と改称され,また75年に修史局,77年には修史館となった。86年には内閣制度の施行下で内閣臨時修史局となったが,その2年後,同局は廃止されて,業務は東京帝国大学の史料編纂掛(1929年史料編纂所と改称)に移管された。…

※「修史館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android