修整(読み)シュウセイ

デジタル大辞泉 「修整」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐せい〔シウ‐〕【修整】

[名](スル)
よくない点や出来の悪いところを整え直すこと。
写真で、原板・印画の傷を消したり、画像に手を加えたりすること。レタッチ。「見合い用の写真を修整する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「修整」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐せいシウ‥【修整】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よくない点や、乱れている点をととのえなおすこと。しゅせい。
    1. [初出の実例]「旧土俗は甚鄙野頑強にして、修整ならずして、学芸に進むの意なかりしを」(出典:輿地誌略(1826)一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐張湛伝〕
  3. 写真の技法の一つ。原版の傷を消したり、画像を修飾したりする目的で、原版や印画に手を加えること。リタッチ。リタッチング。
    1. [初出の実例]「而もそいつが動くんだから、普通の写真と違って、修整がしてない」(出典:苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉映画それからそれ)

しゅ‐せい【修整】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」は「修」の呉音 ) =しゅうせい(修整)
    1. [初出の実例]「扶翼朝家、修(シュセイ)政道之例」(出典太平記(14C後)二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「修整」の読み・字形・画数・意味

【修整】しゆうせい

整える。

字通「修」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android