修羅の妄執(読み)シュラノモウシュウ

デジタル大辞泉 「修羅の妄執」の意味・読み・例文・類語

しゅら‐の‐もうしゅう〔‐マウシフ〕【修羅の妄執】

修羅道におちた者が現世に抱く執念

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「修羅の妄執」の意味・読み・例文・類語

しゅら【修羅】 の 妄執(もうしゅう)

  1. 修羅道におちた者が現世に対して抱く執念。
    1. [初出の実例]「父うへのしゅらの亡執、今生の仇を報じたや」(出典:浄瑠璃・平家女護島(1719)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android