倚門(読み)イモン

精選版 日本国語大辞典 「倚門」の意味・読み・例文・類語

い‐もん【倚門】

  1. 〘 名詞 〙 門戸に寄り掛かること。門口に立って帰りを待つこと。倚閭(いりょ)
    1. [初出の実例]「此行将倚門親也詩成思入神」(出典:蕉堅藁(1403)用新戒韻、送儼蔵主帰甲省親、兼柬邦君幕下、以致意云)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐寄張山人彪詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「倚門」の読み・字形・画数・意味

【倚門】いもん

倚望。倚閭。〔戦国策、斉六〕女(なんぢ)に出でてに來(きた)れば、則ち吾(われ)門に倚りてむ。女に出でてらざれば、則ち吾閭に倚りてむ。

字通「倚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む