いま現実には発生していない債務であるが、保証先の債務の不履行など一定の条件のもとで将来債務となる可能性のある潜在的な債務のこと。具体的には、手持手形を銀行で割り引いた場合や裏書した場合、借金の保証人となった場合などの債務保証、工事契約における引渡し済みの請負作業や売渡し済みの商品に対する保証、薬害などの係争事件に係る賠償義務などが偶発債務の発生源となる。
保証時点では、債務となる可能性が低いと判断されるので、とりあえず債務として貸借対照表の本体に計上することはせず、注記をすることで利害関係者に情報提供することになるが、その発生の可能性が高いと判断されるなどの要件が満たされた場合は、貸倒引当金や負債性引当金の形で貸借対照表等に計上されることになる。
[近田典行]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報
出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新