傷心(読み)ショウシン

デジタル大辞泉 「傷心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しん〔シヤウ‐〕【傷心】

[名](スル)心にいたでを受けて悲しい思いに沈むこと。また、悲しみに傷ついた心。「傷心の日々を送る」「友の死に傷心する」
[類語]悲嘆悲しみ愁嘆痛哭哀傷感傷痛嘆慨嘆嗟嘆長嘆嘆き嘆く嘆ずる嘆き明かす嘆き悲しむ

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精選版 日本国語大辞典 「傷心」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんシャウ‥【傷心】

  1. 〘 名詞 〙 心を痛めること。いたでを受けて悲しく思うこと。また、悲しみに傷ついた心。心痛
    1. [初出の実例]「今朝何事殊驚愕、応是傷心第一秋」(出典田氏家集(892頃)上・七月一日)
    2. 「暫時(しばし)別離彼此共に限りなき傷心(シャウシン)種子とはなりけるなり」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉上)
    3. [その他の文献]〔司馬遷‐報任安書〕

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普及版 字通 「傷心」の読み・字形・画数・意味

【傷心】しよう(しやう)しん

かなしむ。宋・陸游〔沈園、二首、一〕詩 上の斜陽、畫角哀(かな)し 沈園、復(ま)た池臺に非ず 傷心す橋下春波なるに 曾(すなは)ち是れ鴻(きやうこう)、影を照らし來(きた)る

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