優越(読み)ユウエツ

デジタル大辞泉 「優越」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えつ〔イウヱツ〕【優越】

[名](スル)他よりすぐれていること。他より大きな権限を持つこと。「実力の上では他より優越したチーム」「衆院参院優越する」
[類語]優秀優等一廉上位優位高位勝る

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精選版 日本国語大辞典 「優越」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐えつイウヱツ【優越】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他よりすぐれていること。ぬきんでること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「自分の優越(イウヱツ)を利用する程」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石松本の話)
    2. 「勢力が、他の諸侯に比して、優越(イウヱツ)なる所以を」(出典:煙管(1916)〈芥川龍之介〉一)
    3. [その他の文献]〔北史‐魏常山王遵伝〕

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普及版 字通 「優越」の読み・字形・画数・意味

【優越】ゆうえつ

まさる。

字通「優」の項目を見る

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