元祖(読み)がんそ

精選版 日本国語大辞典 「元祖」の意味・読み・例文・類語

がん‐そ グヮン‥【元祖】

〘名〙
家系で、その最初に相当する人。また、国家を創始した人。先祖始祖
三国伝記(1407‐46頃か)一「其次に神武天皇を人皇元祖と為すなり」 〔蜀志注‐先主伝〕
② ある物事を最初にはじめた人。鼻祖創始者。創業者。初代
※評判記・剥野老(1662)玉河千之丞「まことに心中第一にして野道のぐんそなれは」
仏語。教えの始祖、または一宗を創始した開祖。特に、浄土宗の開祖、法然についていう。
太平記(14C後)二四「護法菩薩は法相宗の元祖(グヮンソ)にて、有相の義を談じ」 〔止観輔行‐一・一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「元祖」の意味・読み・例文・類語

がん‐そ〔グワン‐〕【元祖】

家系の最初の人。始祖。
物事を最初に始めた人。鼻祖。創始者。「二刀流元祖
仏教の一宗の開祖。特に、法然をさす。
[類語](2鼻祖ルーツ/(3開祖始祖教祖開山祖師教主

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の元祖の言及

【祖師】より

…一宗一派の開祖,学統や流派の元祖をいう。日本の仏教では,釈迦は釈迦三尊像などであらわされるように大乗仏教の仏として説かれ,仏教の開祖としての釈迦について教えられることは少なかった。…

※「元祖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android