先を争う(読み)サキヲアラソウ

デジタル大辞泉 「先を争う」の意味・読み・例文・類語

さきあらそ・う

われ先にと争って進む。「―・ってバスに乗り込む」
[類語]競う競争比べる競合角逐かくちく勝負り合い競技プレー争う張り合う対抗するせめぎ合う渡り合う遣り合うしのぎを削る火花を散らす対決敵対向かう突っかかる挑む立ち向かうかかるぶつかる対する相手取る向こうに回す向こうを張る

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精選版 日本国語大辞典 「先を争う」の意味・読み・例文・類語

さき【先】 を 争(あらそ)

  1. われさきにと互いに競いあう。一番になろうと争う。〔伊京集(室町)〕
    1. [初出の実例]「米さしの先(サキ)をあらそひ、若ひ者の勢、虎臥竹(とらふすたけ)の林と見へ」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)一)

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