光学系(読み)コウガクケイ

デジタル大辞泉 「光学系」の意味・読み・例文・類語

こうがく‐けい〔クワウガク‐〕【光学系】

光線性質を利用して物体の像をつくる器具の一まとまり。光を集中発散反射屈折させるためのレンズ反射鏡プリズムなどの組み合わせ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「光学系」の意味・読み・例文・類語

こうがく‐けいクヮウガク‥【光学系】

  1. 〘 名詞 〙 光線を曲げたり、収斂(しゅうれん)させたり、発散させたりするための、光源、レンズ、鏡、プリズムなどの組み合わせ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の光学系の言及

【レンズ】より

…構成要素の一部に反射鏡を含んだ場合(カタディオプトリック系)や球面以外の曲面を用いる場合もある。レンズの個数の多少や反射性,屈折性の違い,非球面の導入といった細部にこだわらず,広くレンズと同じ働きをするものを光学系と総称する。 レンズによる像は,レンズの収差によるぼけ,色づき,歪みなど,および光の波動性(回折)によるぼけなどのために,物体の忠実な再現ではない。…

※「光学系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android