入人(読み)いりびと

精選版 日本国語大辞典 「入人」の意味・読み・例文・類語

いり‐びと【入人】

  1. 〘 名詞 〙 他家から婿としてはいってくる人。入夫(にゅうぶ)。入り婿。いりうど。
    1. [初出の実例]「聟は近頃の入人(イリビト)なり」(出典鳩翁道話(1834)三)

いり‐うど【入人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いりびと(入人)」の変化した語 ) 婿となり他家にはいった男。入り縁(え)。入り婿。
    1. [初出の実例]「わきより入人なれば」(出典:農業全書(1697)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む