全般(読み)ゼンパン

デジタル大辞泉 「全般」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱん【全般】

物事全体。総体。「全般にみられる傾向」「全般的な知識」
[類語]全体全部一切いっさい万般万端万事全数総数総量全額満額総額総高総体一般すべて総じて概して多くおしなべておおむね大概普通通例通常一体におよそ・広く・遍く広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐さまざま各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどり諸諸もろもろ百般諸般多元多元的多角的横断的複眼的ほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘多数数多無数あまたあまねく通じてあらかたほぼおおよそ大体大略

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「全般」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱん【全般】

  1. 〘 名詞 〙 ある事柄の全体。
    1. [初出の実例]「寒風をも犯して無頓着と云ふ其全般(ゼンパン)生活法が有益であるか」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉老余の半生)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android