八幡[市](読み)やわた

百科事典マイペディア 「八幡[市]」の意味・わかりやすい解説

八幡[市]【やわた】

京都府南部の市。1977年市制。京都盆地南西部,木津宇治・桂の3川の合流点南岸にある。主集落は古くから石清水(いわしみず)八幡宮門前町鳥居前町)として発達八幡惣町八幡町と呼ばれた。八幡惣町の一,橋本町は淀川に臨み,古代から水陸交通の要所として知られた。京都市の近郊野菜栽培地であるが,近年は男山団地など宅地化が著しい。京阪電鉄京阪線が通じる。24.35km2。7万4227人(2010)。

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