公休(読み)コウキュウ

デジタル大辞泉 「公休」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう〔‐キウ〕【公休】

休日・祝日以外に、勤労者権利として認められている休み
同業者などが申し合わせて、一定の日に休むこと。また、その日。公休日

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精選版 日本国語大辞典 「公休」の意味・読み・例文・類語

こう‐きゅう‥キウ【公休】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 勤労者に権利として認められている休み。特に、日曜、祝日以外にとることを認められている有給休暇をいうこともある。また、その日。公休日。
    1. [初出の実例]「東紡の如きは一戸につき一人一日の給料づき公休を与へてゐる」(出典:女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一四)
  3. 同業者などが申し合わせて、一定の日に休むこと。また、その日。公休日。
    1. [初出の実例]「公休とは〈略〉同業が、協定して一ケ月のうち一定の日に休業することを意味するのである」(出典:銀座細見(1931)〈安藤更生〉八)

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