公僕(読み)コウボク

デジタル大辞泉 「公僕」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼく【公僕】

広く公衆に奉仕する者。公務員のこと。「国民公僕
[類語]公務員役人官吏官員吏員国家公務員地方公務員武官文官事務官公吏官公吏官僚能吏小役人属官属僚税吏獄吏キャリアノンキャリア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「公僕」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼく【公僕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「僕」はしもべ、召使の意 ) 公衆に奉仕すべきものとして、役人、公務員をいう語。
    1. [初出の実例]「今の所謂官員さま、後の世になれば社会の公僕とか何とか名告(なの)るべき方々」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の公僕の言及

【公務員】より

…大日本帝国憲法下では,官吏,公吏などの言葉が使われていたが,国民主権の日本国憲法下では,国民の公僕という意味をこめて公務員という言葉が主として使われるようになった。 実定法上,最も広い意味では,国または地方公共団体の公務に従事するすべての者をさす。…

※「公僕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android