精選版 日本国語大辞典 「公羊伝」の意味・読み・例文・類語
くようでん クヤウデン【公羊伝】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中国の儒学で《春秋公羊伝》をはじめ今文経書(きんぶんけいしよ)を重んずる学問をいう。歴史的には前漢時代と清代後半とに行われたが,特に後者をさす場合が多い。…
…中国における五経の一つ《春秋》の三つの伝(釈義書),《公羊(くよう)伝》《穀梁(こくりよう)伝》《左氏伝》のこと。《春秋》には孔子の理念が託されているとの認識に立ち,その真義を解明しようとして,二つの方法が現れた。…
…孔子の死後は,西河(河北省)で弟子に教え,魏の文侯に仕えて学問的影響を与えた。その《詩経》に関する研究は荀子に受け継がれ,《春秋》の学は公羊高(くようこう)・穀梁赤(こくりようせき)に伝えられて《公羊伝》《穀梁伝》となったという。《儀礼(ぎらい)》の〈喪服伝〉は子夏の作とされ,《礼記(らいき)》の〈楽記篇〉には子夏と魏の文侯との問答の形で,音楽の政治的効用が説かれているが,いずれも彼の学派あるいは後学の徒のものであろう。…
…つまり,世襲制に対して才能に応じて人材を抜擢せよとの考え方である。この思想を最も強く主張するのは《墨子》と《公羊伝(くようでん)》である。《墨子》は主に兄弟・父子・君長の兼愛を説くが,これは世襲制,氏族制からの弱者の解放を根底としている。…
…王莽(おうもう)末年の赤眉(せきび)の乱は,子を官に殺された母の復讐に端を発している。 復讐を人間としての重要な義務と認めることは,早く儒学の経典にみえ《礼記(らいき)》《周礼》《春秋公羊伝》が復讐肯定の思想を記す。中でも《公羊伝(くようでん)》は,最も強くそれを義務づけ,血族的には祖先の被った屈辱は百世代のちの子孫でもはらさねばならないとし,また父が君主による不当な殺戮を受けた場合,子の君主への報復も是認している。…
※「公羊伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新