其の意を得ず(読み)そのいをえず

精選版 日本国語大辞典 「其の意を得ず」の意味・読み・例文・類語

その【其の】 意(い)を得(え)

  1. なぜそうなのかわけがわからない。合点がいかない。納得(なっとく)できない。
    1. [初出の実例]「上意儀太不其意候」(出典大乗院寺社雑事記‐寛正六年(1465)一二月晦日)
    2. 「母の悦び其意(イ)を得ず」(出典:浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android