内回り(読み)ウチマワリ

デジタル大辞泉 「内回り」の意味・読み・例文・類語

うち‐まわり〔‐まはり〕【内回り】

内側を回ること。特に、電車バスなどの環状線で、内側を回る路線。⇔外回り
内側の周辺。特に、建物内部

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内回り」の意味・読み・例文・類語

うち‐まわり‥まはり【内回・内廻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家の内側。家庭内のこと。
    1. [初出の実例]「こよひまれ人のしゃうだいうちまはりのそふぢ申わたし、やうやうただ今しまい」(出典:浄瑠璃・狭夜衣鴛鴦剣翅(1739)四)
  3. 東京大阪の環状線電車や環状道路などで、内側を回る路線。⇔外回り
    1. [初出の実例]「すぐ、内まわりの国電がホームに入ってきて」(出典:されどわれらが日々(1963)〈柴田翔〉第五の章)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android