内壁(読み)ないへき

精選版 日本国語大辞典 「内壁」の意味・読み・例文・類語

ない‐へき【内壁】

〘名〙
内部の壁。壁や塀などの内側の面。⇔外壁
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「元は是も大理の石にて外を包みたれども、今は剥ぎ取りて、其内壁のみ存す」
② 胃や腸などの内側。
飼育(1958)〈大江健三郎〉「屈辱が僕の喉から食道を通じ、胃の内壁まで、すべて真黒にそめてしまうようにさえ感じられるのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「内壁」の意味・読み・例文・類語

ない‐へき【内壁】

内側の壁。また、壁の内側。「胃の内壁」⇔外壁
[類語]白壁白亜粗壁なまこ壁城壁塁壁防壁外壁障壁隔壁胸壁壁面

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

リフォーム用語集 「内壁」の解説

内壁

建築を構成する、屋内を間仕切る壁の事。塗料壁紙などで装飾される。床から1メートルほどの高さまでは汚れたり傷んだりしやすいため、この部分だけ補強を兼ねて板やタイルで仕上げされることもある。これを腰壁という。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

インボイス

送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...

インボイスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android