再興(読み)サイコウ

デジタル大辞泉 「再興」の意味・読み・例文・類語

さい‐こう【再興】

[名](スル)いったん衰えたものが、勢いを盛り返すこと。また、もう一度盛んにすること。「国家再興をはかる」「チーム再興する」
[類語]復興中興復活蘇生再生起死回生更生回復回天蘇る生き返る復旧復元還元復調復帰カムバックリバイバル再起返り咲く息を吹き返す

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精選版 日本国語大辞典 「再興」の意味・読み・例文・類語

さい‐こう【再興】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衰えたり、滅びたりしていたものが、ふたたび興ること。また、それを興すこと。
    1. [初出の実例]「平氏のみだれに南都の東大寺、興福寺やけにしを、東大寺をば俊乗と云ふ上人すすめたてければ〈略〉頼朝もふかく随喜してほどなく再興す」(出典:神皇正統記(1339‐43)下)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐竇融伝〕
  3. 軍隊で、一時中断していた射撃や攻撃などを再び始めること。
    1. [初出の実例]「射撃を再興せしむるには新に射撃号令を下す」(出典:歩兵操典(1928)第五五四)

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普及版 字通 「再興」の読み・字形・画数・意味

【再興】さいこう

再び盛んとなる。〔国語、周語下〕單(ぜん)(子)の老、叔向(しゆくきやう)をる。叔向之れにげて曰く、異なる哉(かな)、吾(われ)之れを聞けり。曰く、一姓は再び興らずと。今、は其れ興らんか。其れ單子るなりと。

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