冷笑(読み)レイショウ

デジタル大辞泉 「冷笑」の意味・読み・例文・類語

れい‐しょう〔‐セウ〕【冷笑】

[名](スル)さげすみ笑うこと。あざ笑うこと。「冷笑を浮かべる」「他人を冷笑する」
[類語]笑い物笑い嘲笑嗤笑ししょう自嘲あざ笑う笑う薄笑うせせら笑う笑い飛ばす鼻で笑う一笑に付す失笑微笑む笑む笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく吹き出すほくそ笑むにこつくにたつくにやつく若気にやけやに下がる相好を崩す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く目を細めるにやにやにんまりにやりにこにこにっこりにこりにこやかにたにたにたりくすくすくすりくつくつ莞爾かんじくっくっとうふふえへらえへらえへへいひひあははにかっとからから薄笑い忍び笑い盗み笑い

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精選版 日本国語大辞典 「冷笑」の意味・読み・例文・類語

れい‐しょう‥セウ【冷笑】

  1. 〘 名詞 〙 さげすみ笑うこと。せせらわらうこと。あざわらい。
    1. [初出の実例]「長吟客裡千愁遠。冷笑人間万事非」(出典:空華集(1359‐68頃)七・重答)
    2. 「草休冷笑(レイシャウ)して」(出典洒落本・風俗八色談(1756)三)
    3. [その他の文献]〔北史‐崔贍伝〕

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普及版 字通 「冷笑」の読み・字形・画数・意味

【冷笑】れいしよう(せう)

あざ笑う。〔北史、崔贍伝〕贍(せん)、別に異議を立つ。(魏)收讀み訖(をは)り、笑ひて言はず。贍、色を正して曰く、~贍の議、是(かく)の(ごと)し。~何ぞ容(まさ)に國士の議を讀みて、直だ此(ここ)に冷笑すべけんやと。

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