凜凜しい(読み)リリシイ

デジタル大辞泉 「凜凜しい」の意味・読み・例文・類語

りり‐し・い【××凜しい/律しい】

[形][文]りり・し[シク]きりっとひきしまっている。「―・い若者
[派生]りりしげ[形動]りりしさ[名]
[類語]男性的男らしい男臭い男盛り男振り男前冥利みょうり男気伊達だて男性美たけだけしい雄偉いなせ偉丈夫快男児好男子好漢硬骨漢正義漢熱血漢無頼漢勇ましい勇敢果敢勇壮精悍雄雄おおしい勇猛剛勇忠勇そう壮烈・英雄的・ヒロイック(「―と」「―たる」の形で)敢然決然凜然りんぜん凜凜りんりん凜乎りんこ颯爽さっそう

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精選版 日本国語大辞典 「凜凜しい」の意味・読み・例文・類語

りり‐し・い【凜凜・律律】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]りり〘 形容詞シク活用 〙
  2. ひじょうに賢い。さかさかし。
    1. [初出の実例]「人のさかさかしげなるを、りりしといへり、如何。答、理々し也。又、聰敏によせたるは利々也」(出典:名語記(1275)三)
  3. きりりとひきしまった感じである。若々しくていさましい。雄々しい。
    1. [初出の実例]「ゆるめるを又ひっしめて菅(すげ)の帯 りりしくも着て出る笠ほこ」(出典:俳諧・望一千句(1649)四)

凜凜しいの派生語

りりし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

凜凜しいの派生語

りりし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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