処世(読み)ショセイ

デジタル大辞泉 「処世」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せい【処世】

世間と交わってうまく生活していくこと。世渡り。「処世の道」「処世にたける」
[類語]生活暮らし世渡り渡世世過ぎ身過ぎ行路起居寝食しんしょく寝起き衣食住生きる食べる暮らすやっていく食う口をのりする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「処世」の意味・読み・例文・類語

しょ‐せい【処世】

  1. 〘 名詞 〙 世間で暮らしを立てること。生活してゆくこと。世渡り。世過ぎ。
    1. [初出の実例]「処世の自由とは人々此世に処して其世俗人間中の一人たる身分を以て受け得たる所の自由なれば」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉二)
    2. [その他の文献]〔荘子‐山木〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「処世」の読み・字形・画数・意味

【処世】しよせい

生活。

字通「処」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android